採用目標をやっと達成し、
入社した人にはこれからしっかりパワーを発揮してもらおう!!
と喜んでいる矢先…
「辞めさせていただきます」と退職を申し出てくる・・・。
または
いい人材だと思って採用したのに
入社してみたら、予想していたスキルに達していなかった…。
そんなケースが続いたら、
採用のミスマッチが起きていると言えます。
採用のミスマッチとは、
仕事内容に関する説明不足や誤解があったり、
求職者が語る実績から推察される能力と、会社が期待していた能力との間に、
大きな差ができてしまうことを言います。
ある大手企業の場合で試算すると、
採用ミスマッチが原因で発生したコストは年間3400万円だそうです。
「運が悪かった」では済まされない損失です。
このミスマッチを防ぐためには、企業側も人材側も
正確な情報を共有することが重要です。
求人広告で言えば、
応募数を増やすために、企業のプラス面ばかりを強調してしまうと
ミスマッチが発生しやすくなります。
プラス面だけをイメージして入社した人が、
入社して初めてマイナス面に直面し、対応できずに辞めてしまうのです。
だからといって、マイナスな情報を発信するのには抵抗があるかも知れません。
しかし、マイナス面は人によってはプラス面でもあるのです。
例えば、「若い社員がいない」ことは
「同世代の仲間と楽しく働きたい」という人にはマイナスですが
「仕事を学んで早く一人前になりたい」という人には
しっかり育ててくれそうだ、というプラス面として判断されるかも知れません。
先入観にとらわれず、事実を伝えていくことは、
採用のミスマッチを防ぐためにも非常に大切なことです。
プラス面・マイナス面を含めて、
どんな情報を発信していくことが良いのか、プロの視点でご提案いたします。
まずはお気軽にご相談下さい。